将来困らないために押さえておくべきお金の知識

赤ちゃんファーストはいつ届く?妊娠・出産で15万ポイントがもらえる!

産休・育休

妊娠・出産で国から10万円相当の援助がもらえるって聞いたんだけど!

出産・子育て応援交付金のことですね。
東京都では出産・子育て応援事業として15万円相当の支援を実施しているんですよ。

えっ!!そうなの?
なおさら早く活用したいんだけどそれっていつもらえるの?

*本記事は令和5年4月1日以降に出産される方向けの内容となっております。
本記事で分かること
・東京都出産・子育て応援事業とは
・何に使えるものなのか
・いつもらえて、いつまで使えるのか
・15万円相当をもらうためにどうしたらいいか

東京都出産・子育て応援事業って?

東京都出産・子育て応援事業とは市区町村が行う経済的支援のことで
①妊娠期に5万円分のポイント『出産応援ギフト』
②出生後に10万円分のポイント『子育て応援ギフト』
としてそれぞれ電子クーポン(ポイント)を支給してもらえる制度のことです。

支給対象者は令和5年4月1日以降に妊娠届/出生届を出した人です。

令和5年4月1日より前に妊娠・出産された方向けには別の事業の対象となっています。
詳しくは東京都福祉局のホームページや各自治体のホームページに記載されていますので対象の方はそちらから確認されてみてください。

聞く限り、以前の事業内容と現在のとでもらえる額に差は無く、損する形にはならないようなので安心してくださいね。

また、支援パターンは市区町村によって違いがあります。(自治体独自のクーポンが発行される、現物給付、都が用意しているウェブサイトでポイント交換、など。)

どんな形で支給されるのかはそれぞれお住まいの自治体のホームページで確認、もしくは届出を出された際に窓口で確認されると確実です。

どこで、どうやって使うの?

主な使い方は専用サイトで商品・サービスと交換して使用する

『出産応援ギフト』『子育て応援ギフト』ともに専用ウェブサイトでポイントを交換して利用します。

各ギフトカードとともに利用方法の書いてある書類が届きますのでな手順に沿って利用登録をしていくだけなので非常に簡単です。

参考までに、我が家に届いた書類がこちら↓【出産応援ギフト】

結構わかりやすく書かれているので使い方にはあまり困らなそうでした。

この専用サイトにない商品のネットでの購入や、実店舗で現金として使えるわけではないのである程度使い道は限定されてしまいますが実に約700種類のラインナップがあるので全く欲しいものがないということはなさそうです。

自治体の支給方法によって使い方はそれぞれ

国としては電子クーポンに縛りをしているわけでもなく現金給付も方法としては可のようです。ですので自治体によってはポイントではなく、現物やその他のギフトカードで支給されることもあります。

残念ながら全ての自治体についてどんな給付方法になるかまでは調べ尽くすことができておりませんのでご自身のお住まいの自治体へご確認ください。

使える期間はいつ?

届く時期は市区町村でまちまち!

『出産応援ギフト』『子育て応援ギフト』ともにもらえる明確な時期の定めはなく、事業開始の4月1日より順次発送、というのが各自治体の案内ページで散見されました。

『出産応援ギフト』については出産前までには使えるものになると思います。
我が家は妊娠8ヶ月〜9ヶ月の間ごろに郵送で届きましたが、自治体によっては妊娠届を提出したその場で受け取れるようにもなっているようです。

『子育て応援ギフト』は赤ちゃんが誕生してから受け取れるものなので届くのは産後数ヶ月後と想定されます。筆者の周りではもらえた時期は産後2〜3ヶ月程度とだったという話が多いですが、こちらも住んでいるところによってやはりばらつきがあるようです。

産後すぐに使うものは『出産応援ギフト』の5万円相当のポイントで用意をして、産後しばらくして必要になりそうなもの(消耗品やサービス利用券)などは『子育て応援ギフト』の10万ポイントを利用していくなどすると良いかもしれません。

使用期限があるので注意!

各ポイントには交換期限があります。

ポイント付与日=カードの利用登録日、から6ヶ月間です。
6ヶ月以内なら複数回に分けてポイント交換ができます。

また、カードの利用登録期限はかなり先まで猶予があるようです。
我が家に届いた書類には令和7年9月までと記載がありました。
すぐに使わずに令和7年9月までに登録をすれば登録してから6ヶ月間ポイント交換ができるということになります。

2年近く使わずに取っておいてもあまり得はなさそうなので必要なものを揃える必要がある妊娠中、産後1年以内に使っておくといいかもしれません。
(*商品ラインナップは随時改訂されていくようなので、ゆくゆく希望の商品がラインナップされるというメリットはあるかもしれません。)

商品ラインナップはカードの利用登録をしていなくても東京都福祉局のホームページで見られるので一度チェックしてみてください。

 

15万円相当のポイントをもらうためにはどうしたらいい?

面倒な申請が必要だったりするの?

いえ、面倒な手続きは必要はありませんよ。

以下が利用の流れです。

①妊娠届/出生届を自治体の窓口に提出
②アンケートの回答、保険師等の面接や家庭訪問を受ける。
③自治体から専用ウェブサイトへアクセスできるカードが届く

我が家の場合は妊娠5−6ヶ月ごろに自治体からアンケートに回答するように、との手紙が届きスマホからアクセスして回答しました。手紙の内容は「アンケートに回答したら出産・子育て応援で支援金が受け取れます。」といったようなものでした。

それから実際に『出産応援ギフト』が自宅に届いたのは妊娠8ヶ月〜9ヶ月の間ごろでした。自治体からのあまり目立たない茶封筒を見逃していたらもしかして受け取れなかったかもしれません。自治体からの手紙や連絡は見逃さないようにしましょう。

我が家の場合はアンケートの回答が必要でしたが、これも自治体によって方法は様々で、前章でも書いた通り、妊娠届を提出し妊婦面談を受けるとその場で受け取れるようにもなっているようです。
特別な書類提出は必要ないので安心ですね。

まとめ:もらえるポイントを最大限活用してベビー用品を節約しよう!

支給方法が各自治体に委ねられているため、ここで記した内容と違っている自治体もあるかと思います。実際に自分の自治体について調べてもなかなか情報が出てこなかったりしますので、一つのパターンとして我が家のケースを参考にしてもらえたらと思います。

それにしても、トータルで15万円相当分のポイントが貰えるのはかなり助かりますよね。
このポイントを活用してベビー用品の出費を抑えることで、別の出費に回せるお金が増えるのは嬉しい限りです。

産休・育休に入ると子どものこと以外にも必要になってくる出費が存在します。
以下の記事で、ベビー用品以外にかかる出費について解説もしていますので合わせてチェックしてみてください。

また、貯蓄全般に関しても発信していますので参考にどうぞ。

産休・育休中はただでさえ収入が減ってしまって生活が大変な時期でもありますので、早いうちから貯蓄に取り組むことをお薦めします。

何から始めたらいいかわからないよ、という方はこちらも合わせて読んでいただけたらと思います。